フルートとギターのレパートリーはあまり多くなく、皆が同じような曲目になりがちです。
イベールの間奏曲、ピアソラのタンゴ、ジュリアーニのソナタetc.
もちろんそれらは当然のようにレパートリーとしているのですが、万金堂はギタリストが現代音楽出身なのでそちらの方向からもアプローチすることが多い。
とはいっても独りよがりの作曲家たちの、つまり再演されることを望まないような音楽をするつもりは毛頭なく、二人が「きれいだな」と思えるものを選んで編曲しています。
現代音楽を編曲する、禁じ手とされていることを平気でやる。楽譜が無い物はYoutubeから耳コピで始めていく。現代曲に限らずすべて「きれいだな」と思えるものが対象。
これが万金堂「らしさ」。